㈱パイオニアの創業者であり、代表取締役会長を務めていた野口三次氏が今年4月18日、病気療養中のところ逝去された。逝去に伴う「お別れの会」が7月10日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪において執り行われ、業界関係者、同社従業員約700名が霊前に花を手向け故人を偲んだ。
野口氏は、昭和12年兵庫県淡路島生まれ。高知大学を卒業後、大阪で商売を始め、昭和45年に㈱パイオニアを創業。パチスロ黎明期においてその普及に尽力し、日電協の創設にも大いに貢献した。「単純明快で誰でも楽しめること」が機械づくりの信条だったという。享年80歳。