役員改選で伊豆正則氏続投――回胴遊商

回胴遊商(伊豆正則理事長)は5月26日、都内文京区の東京ドームホテルにて組合大会を開催。年に一度の全組合員が一同に会する場とあって、多数の関係者が出席した。

行政講話では、警察庁生活安全局保安課・大野敦係長が小柳誠二課長のメッセージを代読。大野係長は、遊技料金の低価格化など営業の健全化に向けた努力を評価した一方で、「依然として不正改造事犯、賞品買取事犯、違法な広告宣伝・賞品提供等が後を絶たない他、のめり込みに起因すると思われる各種問題が発生するなど、健全化を阻害する要因が残されていることも事実。ぱちんこ業界が一致団結し、国民から親しまれる健全な娯楽となるための取り組みを強力に推進されることを期待する」と述べた。さらに、闇スロ事犯の摘発が後を絶たない状況を踏まえ「4号機の回収等、闇スロ対策についても関係団体と連携しつつ引き続き取り組んで頂きたい」と業界一致団結での着実な対応を求めた。

また、総代会で理事長再任を果たした伊豆正則理事長は「与えられた責務の2年間、皆さんから頂いた5期10年という貴重な経験と実績をさらに活かして、業界の将来と回胴遊商の発展のために全力を傾注していく」と挨拶。本年の活動目標3項目を読み上げ、組合員一丸となったパチンコ業界の構築を訴えた。

今年の中古機流通については、書類交付件数24万3,000件、確認証紙発給枚数45万枚を見込み、ホール設置時に筐体へ貼付する確認シールについては135万枚の発行を予定しているとした。この他、組合大会では新規加入組合員の紹介、永年勤続者表彰式、通常総代会の報告等が行われた。

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