4月14日付で破産し、日工組を脱退した奥村遊機㈱。この件に関連して、ホールに設置中の同社製パチンコ機の中古機移動ついて、中古機流通協議会所属団体で話し合いが行われ、その結果、これまで通りの運用で問題ないことが決まった。
これは4月15日付で中古機流通協議会から全日遊連など同協会所属の業界6団体へ送付された文書で明らかとなった。
文書によると、この件は同協議会所属団体内で協議され、その結果をもとに警察庁生活安全局保安課に指導をお願いしたところ、同課は「中古遊技機流通健全化要綱に基づく運用で差し障りない」と回答。従ってこれまで通り同社製の中古機移動が可能となり、「移動設置後は、営業所の管理者が責任を持って当該遊技機の保守・管理に努める」とした。
ただし、同社製遊技機に部品交換が必要な故障が発生した際には、その対応ができないため、速やかに当該遊技機を撤去しなければならない。