保安課長、適切な賞品提供の徹底を求める――大阪府遊協

大阪府遊協(平川容志理事長)は12月11日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪にて歳末防犯懇談会および12月の定例理事会を開催した。来賓として、大阪府警察本部生活安全部保安課の宮崎光一保安課長、中尾太課長補佐、山下伸也係長が出席した。

歳末防犯懇談会の行政講話で宮崎保安課長は「4月1日からの消費税引き上げに伴い、遊技料金に関する基準や賞品の限度額に関する基準等が改正されたが、賞品の提供方法について一部誤った認識による不適切な賞品提供が行われていると聞く。遊技機の種別や遊技料金の違いにおいて差異を設ける賞品提供の行為は、等価交換規制に違反するものであり、徹底的に排除しなければならないと考えている」と述べ、適切な賞品提供の徹底を求めた。

また、のめり込み問題については「ぱちんこ営業はギャンブルではなく、適度な射幸心を満たすことができる手軽で身近な大衆娯楽であることからカジノ法案の行方を含めた、ぱちんこ営業にかかるのめり込み問題についてさらなる検討を加え、世間一般の人々に対して大衆娯楽の在り方を示していただきたい」と述べた。

この行政講話に対して平川容志理事長が謝辞を述べ、「今回のご指導を契機にさらに周知徹底を図りたいので、皆さんのご協力を賜わりたい」と組合員に呼びかけた。

定例理事会では、各委員会が活動報告を行った。その中で青年部会からは、12月23日になみはやドーム(大阪府門真市)で開催する「第28回未来っ子カーニバル」について、今回は青年部全員による妖怪ウォッチの「妖怪体操」を企画していることや昨年より18名多い総勢394名にのぼるボランティア、組合員の協力を得て開催することに感謝の言葉を述べた。

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