大阪福祉防犯協会(高智茂会長)は5月25日、ネパールのカトマンズ近郊で発生した地震による被害の救援・復興を支援するため、社会福祉法人「読売光と愛の事業団」に義援金100万円を寄託した。
4月25日、首都カトマンズのズ北西77km付近、ガンダキ県ゴルカ郡サウラパニでマグニチュード7.8の大地震が発生。この地震は建物の倒壊、雪崩、土砂災害など甚大な被害をもたらした。5月12日の余震では、さらに76名の命を奪うなど、未だ被害は収まらず、5月15日現在、死者8,460人、負傷者2万人以上に達している。
首都カトマンズの市民生活は正常に戻りつつあるものの、山間部の村ではこれから迎える雨期に予想される土砂崩れなどの二次災害への備えが急務であり、そういった現地の状況を考慮し、同協会は5月22日開催の「基金寄贈式典」に先立って行われた理事会で、急遽、今回の義援金の寄託を決定した。