藤商事は5月10日、パチンコ新台「P貞子」(型式名:P貞子FMD)の販売を発表した。業界に一石を投じる機種であり、プレイヤーがストレスを感じる「回らない」「出ない」「楽しめない」をすべて解決する工夫がなされている。ヘソの広さは従来機の2倍、ラッキートリガー(LT)の期待出玉が12,572個(最短突入ルートを想定した計算値)、通常時からおぞましいモードを選択できるなど充実したカスタム機能、これらがウリだ。
■基本スペック
・祠チャレンジ発生確率 約1/39(※1)
・祠チャレンジ成功確率 約1/2
・呪縛ジャッジ成功確率 約1/17(※1)
・貞子チャージ確率 約1/233
・貞子チャージ獲得個数 300個
・大当たり確率 約1/201(※2)
・超貞子RUSH中当選確率 1/77(※3)
・超貞子RUSH突入率 約60%
・超貞子RUSH継続率 約73%
・出玉 1,500個+α
・ST回数 100回
※1 大当たり・小当たり確率とは異なる
※2 呪縛ジャッジ成功確率、貞子チャージ確率、貞子チャージ覚醒確率の合算値
※3 電チューのロング開放確率
通常時に目指すのは超大当たり。ヘソには従来機以上に入賞するわけだが、その約1/39で発生する「祠(ほこら)チャレンジ」で約1/2の役物振り分けをパスすれば「呪縛ジャッジ」となり、呪縛が成功すれば超大当たりとなる(成功確率は約1/17)。ほかに、ヘソ入賞の一部での当選、出玉300個の「貞子チャージ」で貞子が覚醒した場合も超大当たりだ。なぜ“超”なのかというと、出玉1,500個を最低でも2回獲得できるから。2回目の大当たりは「運命の分岐」となり、成功すれば+1,500個が約50%で上乗せループする極最恐BONUSに昇格し、終了後は「超貞子RUSH」へ。失敗すると3,000個が確定した状態でファイナルジャッジとなり、ここで成功(期待度は約20%)すれば「超貞子RUSH」へ、約80%の失敗なら通常時に戻る。
「超貞子RUSH」は普通図柄による100回のST。電チューのロング開放を引ければ実質大当たりで、継続率は約73%だ。ここでの大当たりは、約50%が出玉1,500個の貞子BONUS、約50%が前述の極最恐BONUS。後者がLTという扱いで、どちらのBONUS後も「超貞子RUSH」に移行する。おわかりいただけただろうか? 背筋が凍るくらいアツい機種だということが…。
導入開始は7月8日を予定。