【コラム】1円パチンコを打つ際に覚えておくべき事/CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若355
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!東北はいきなり寒くなって、とりあえずコタツを出した謎のオッサンでございます。先週までエアコンで冷房つけてたのに…

( ゚Д゚)おい!秋!仕事しろ!

って感じで「ちょうど良い期間」が全く無かった気がしますが、今週も張り切っていきましょーっ!

さてさて、このところ週末パチンカーとして好きな機種を打ち散らかすにあたり、誠に残念ながらもう負けるのが前提なんで…1円も打つ事が多いんですよ。だって4円だけでは破産しちゃう。

そこでですね、今回は皆様に【1円パチンコを打つ際に覚えておくべき事】を周知徹底させて頂きましょうそうしましょう。

まず!4円と違って1円は店によって「立ち位置」というか「扱いの前提」が全然違うってのを認識すべし。

4円メインで1円併設なのか、1円専門なのか…はたまた1円メインで多少2円や4円があるのか。それぞれ立ち位置が大きく違うのはご存知だろうか。

4円メインで1円併設の場合、大きく分けて「4円のオマケ」と「しっかり分けて利益を管理する」の2種類になる。前者は4円がしっかり稼働しているのが大前提で、1円はあくまで賑やかし+α的な考え方。これが一番状況が良い(利益率が低い)1円パチンコだと言えるが、こればっかりは会社や店長の経営方針と考え方次第なので…パッと見で推し量れたりするものではないが、通っているとだんだん見えてくる。ちなみに「しっかり分けて利益を管理する」タイプでも、4円さえ潤っていれば基本的にムチャな抜き方はしない事が多い。あくまで「4円が潤っていれば」なので、そこは強調してもう一度書いておく。

次に1円専門店。最近はけっこう多いこのタイプだが、これもまず分けて考えるべきポイントが1つある。それは新台。中古じゃなくてバリバリの新台をちゃんと導入する1円専門店においては、どう足搔いても利益率が高い。新台は1円に入れようが4円に入れようが、メーカーから買う金額は当然同じ。これを4円と比べて1/4の売上で償却するんだから、そりゃーもう推して知るべし。1番大きいのは新台だが、その他にも設備や人件費や光熱費なんかも、4円と比べて1/4の売上から捻出するんだから、厳しくなるのは当然だろう。元々パチンコの台や設備って、4円で使う前提の「業界価格」だからね。

最後に1円メインで多少2円や4円がある店。これは基本的に1円専門と同等だが、メインの1円に対して脇役のレートが高いってのは、はっきり言って歪な状態なのよ。脇役が数台吹くだけでメインの粗利をフッ飛ばす可能性があるから、店側はそれだけは避けたいという考え方のもと…少数の2円や4円はビビるくらい締まってるのが常となる。だからそういう店に入ったとしてもそこには足を踏み入れないのが吉。

さっきも少し書いたが、運営コストという面では4円も1円も同じなので、1円は本来の立ち位置である「4円のオマケ」という考え方を実践してくれているホールが1番遊ばせてくれる(利益率が低い)のは間違いないだろう。

1円専門や1円メインの多少2円or4円の店に関しては、足を運ぶ以前に新台の買い方等を見て色々と推測はできる。中にはダイナムみたいに、チェーン店の利を最大限生かして頑張ってる低貸し専門もあるんだけど、なかなか見分けは難しいよねぇ…。

ってワケで、気が向いたら次回もう少しこの話を掘り下げていきたいと思います。

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

-コラム
-,