【寄稿】ぱちんこ 市場回復なるか(WEB版)/POKKA吉田

私はぱちんこ歴は30年を大幅に超える。18歳になる前から遊技していた計算だがそれはともかく、そのような私、しかもいちいち収支に頓着しない私が、もはや最近のぱちんこ島の釘について「呆れを通り越して完全にシラケている」ということは申し上げておきたい。すべての店がそうだとは言わないが「ものすごくたくさんの店がそういう状態だ」ということである。私が業界人でないなら、おそらくぱちんこを打つことは完全にやめているレベルである。

これ、随分前からなんどもいろんなところで繰り返し言い続けてきたが、全然変わらない。理由は単純で、ホールの予定割数計画は「集客、特に遊技意欲の向上と相関させていない」店がほとんどだからだ。確保するべき収益額が先にあるからしかたがない、高コスト体質なのはホール職域のせいではない、という抗弁を無数に近いくらいに聴いてきた。

私は今の状態に至る私なりの想定できる理由を申し上げているだけだ。パチスロが活況になりぱちんこが低迷しているのはこの半年くらいの最近の話である。この流れが続けば再びぱちんこは長い低迷期に入る。そのことを、規則改正前の、遊技くぎ問題による撤去回収後のぱちんこ市場に戻りかねないということを、ホールのみなさんには前提にしておいてほしいと思う。

一年前、ぱちんこが良くてパチスロが苦しかった。今、パチスロが良くてぱちんこが苦しければ、設置台数が多い分、苦しさの方が多いかもしれないわけだ。

ぱちんこ市場の回復はおそらく業界的には最重要である。単純な話、出せとは一切言わないが抜きすぎていると申し上げておきたい。

■プロフィール
POKKA吉田
本名/岡崎徹
大阪出身。
業界紙に5年在籍後、上京してスロバラ運営など。
2004年3月フリーへ。
各誌連載、講演、TV出演など。
お問い合わせ等は公式HP「POKKA吉田のピー・ドット・ジェイピー(www.y-pokka.jp)」か本誌編集部まで。

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