●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若261
はい皆様ご機嫌麗しゅう!今週も謎のオッサンの、ぱちんこ昔話のお時間がやって参りました。
今週は続きモノなので、このまま前置きオールカット!本題へ進みましょうそうしましょう。
権利物がまだ現役の頃、休みの日に遊びに行ったホールのバラエティーコーナーで、珍古台を手当たり次第に打ち散らかして…安定のクソ負け一直線なナカムラ。この男のこういう立ち回りは、もはや病気である。
負債額がだんだん笑えなくなってきて、見渡したバラエティーコーナーの一角に見覚えのある後ろ姿が…
( ゚Д゚)あ、あのオッサン達は…
権利物のミルーキーバーで、通常時から右打ちしてチャリーンをひたすら繰り返すという、涙ぐましい努力。
別に遊びに行った先のホールに対して、営業に協力しようなんて事は考えてないが、コイツらは気に食わんので通報だ。
とりあえず、何食わぬ顔で別コースに居た白シャツを捕まえる。
( ゚Д゚)おにーさん!おにーさん!
自分がちょっと離れたとこの店の店長で、そこでこの前出禁にした奴が今この店でしょーもない事やっとるでー!とお伝えして、対応はお任せする。
ワクテカしながら見守っていると、ミルキーバーのシマ端にスーーッと張り付くさっきの白シャツ…と熊。そう、どう見ても熊。5XLくらいの白シャツに何故かノーネクタイ、そして髭。謎過ぎる存在の熊(推定120キロ)。
ワクテカマックスで見つめること数分、回転体オジサン×2に声をかける白シャツズ。しかし「なんやコラ!そんな事どこに書いとるねん!」とゴネる回転体オジサンA。たぶん新しくできたチェーン店だし、老舗の個人店(ウチ)とは態度が全然違う。
( ゚Д゚)ほぉーww
と思った瞬間、イスを蹴飛ばされて転ぶ回転体オジサンA。言うまでもなく蹴ったのは熊。体重が乗った蹴りは、破壊王・橋本真也を思い起こさせるのだ。
全く予想外の蹴りに対して、口をパクパクさせる回転体オジサンAであったが、予想外だったのはBの方…ダッシュで逃走!Aを完全に見捨てて全力ダッシュで店内から駐車場を駆け抜け、視界から消えていった。
白シャツズはそんなBを目だけで追っかけて放置し、Aを事務所まで「文字通り引きずって連行」し、その後の彼らの事は知る由もない。
( ゚Д゚)いやーいいことしたなぁー
してやった感アリアリで満足したのだが、よく考えるとこの一件で何にも得してないし、むしろクソ負け状態に変わりはない。
通報した御礼にと缶コーヒーを貰ったが、
( ゚Д゚)こっちゃいくら負けとると思っとんねん!
って話である。
ちなみに、帰り際に熊と話をした時…この猛獣の正体はオーナー様だったとの事でございました。
完
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。