●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若253
はい皆様!一気に寒くなってきた東北から、今週も謎のオッサンがぱちんこ愛を叫ぶお時間がやって参りました!
いや〜、一昨日久しぶりにパチンコしたんですけど、遊タイム狙いで座ったギンパラ(1/199)がすぐに当たって、安定のチャンスタイムスルーからのっ!通常に戻った後の特図2残保留でラッシュを射止めるという、超ドラマチックな展開!そこからさらに、もう一回残保留連を含めて22連!まさに!
( ゚Д゚)キモチイイィィっ!
だったんですが、今回はそんなパチンコの「気持ちイイ!」を別角度から体現したお話をさせて頂きましょうそうしましょう。
もう何年前だろう?当時中部地方の店長時代。早番勤務を終え、いそいそと愛車をぶっ飛ばしていつものパチ屋へ。
釘を見てまわっていると、その日はなぜか海コーナーが全体的にアケ気味で、中でも桜MAX(1/399)が一際ヘソ大きめ。
( ゚Д゚)これやがなっ!
って事で、普段はあんまり好んで座らないMAXで勝負となる。200回転から打ち始め、だいたい26回転/1000円。
( ゚Д゚)上出来やがな!
なのだが…やはりMAX。そう簡単に当たらない。一回も魚群が出る事もなく、気持ちのこもっていない「ごめんねぇ〜」を繰り返す小娘にイラッとしながらも、淡々と諭吉を飲み込ませていると、約700回転のあたりでリーチ!だが、やはり魚群ではなく泡が下からブクブク〜っと憎たらしく上がった…ん?泡が多い!大きい!
( ゚Д゚)大泡ぁぁぁぁっ!
スーパーリーチに行けば確定、基本はノーマルで大当たり前後でしか停止しない、それ以外の所で止まったら2段階でこちらも確定!となる大チャンス!息を殺して画面を見つめること数十秒……ノーマルリーチで1コマズレのアンコウ。海物語の中で一番可愛げのないアンコウ。ちなみに、高校2年の時の担任がコイツにそっくりなのだ。
傷心モード突入なナカムラだが、なんか妙〜っにさっきからメモ帳片手の爺さんが気にして見てくるのに気付いていた。この爺さん、やけにズボンを上げて履いていて、一目で食い込んでるのが分かるのだが…それが彼のスタイルなんだろう。
そしてナカムラの台で大泡がハズレた事を目視した食い込み爺は、まるで事件を目撃した時のコナン君のようにシマ端までダッシュして、何やら仲間と会議(?)を開催。手帳を見せて何やら力説し、まわりはウンウン頷いている。そう、まさに円陣を組んでの会議。
( ゚Д゚)なんだありゃ…
と会議を見つめていると、そのうちの一人と目が合う。
すると、食い込み爺が意を決したように真剣な眼差しでナカムラの元に歩いてきた。
(爺òωó)「兄さん、この台は当たらないよ!」
出た!独自の理論で大当たりを分析し、他人にそれを押し付けてくる迷惑極まりないオカルトマン!
( ゚Д゚)「あーそーっすかー」
と、ここで面倒くさくなって一旦トイレへ。
帰ってきたら居なくなってるだろうと思っていたら、食い込み爺と愉快な仲間達(全部で5人)が台の所で待ち構えているではあーりませんかっ!
5人に囲まれ、彼らの「次に当たる台講座」を延々と聞かされ、
(爺òωó)「いくら使ってるの?あっちの台の方がもうすぐ当たるよ!」
などと妄言を垂れ流され続け……
( ゚Д゚)「じゃかぁっしゃー」
と叫びたくなるが、いかんせんここは近所のパチンコ屋。
近くの店の店長がトラブルを起こすワケにはいかない、断じてダメ絶対。なので、耐える。ひたすら耐える。戯言を聞き流しながら打ち続ける。
そして迎えた803回転目、、
( ゚Д゚)ん?今回転開始と同時に桜役物がチラッと動いたっ!
食い込み爺と愉快な仲間達は、誰一人気付いていない。
余裕の笑みでハンドルから手を離し、ドル箱の中のサイフ等をスボンのポケットに仕舞う。これでやっとこの台をやめる気になったのかと、安堵の表情を浮かべる食い込み爺達の目の前で、ジュゴンがリーチになって魚群が颯爽と流れる。
(爺òωó)!!!!!
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。