3. 問題の本質は至ってシンプル
結局、売上の方程式は「客数×客単価」であり、客単価アップの源泉である、遊技機の性能アップは今後大きくは期待出来ません。基本、業績向上に「来店客数の増加」が必須で、お客様を増やすにはお客様が「どんな目的で、どんな期待で、パチンコ店に来店するか?」という事です。突き詰めれば「どんなお客様に対して、どんな価値提供を、どんな方法でするのか?」という店舗コンセプトが前提であり、お客様の共感が得られるものであれば、客数はアップします。
と、言葉では簡単でも実践するとなると、時間もお金もかかる話なのですが、最大の問題は「継続性」です。お客様に対して、入替や出玉等を含めた価値提供がしっかり受け入れられているか?それがリピーターとなり、常連客となるのか?一つ、一つ丁寧に検証し、マネジメントする必要があるからです。計画・実践・検証の3つを丁寧に続け、ブラッシュアップしていく事以上の、業績アップ策はありません。地味ですが、管理者はキチンとこのサイクルを回して欲しいと思います。
■プロフィール
チャーリー・ロドリゲス・湯谷
自称パチンコ・パチスロ伝道師。この立ち位置を20年近く続けているロートル業界ウォッチャー。特技はスプーン投げ。今ではスプーンも曲げられない程、筋力低下。「意見待つ!」と言い続けて、20年。他人の意見に未だ弱く、老化は続くか、パチンコやパチスロに賭ける情熱は衰えず!