【コラム】経営トレンドは“規模の利益”追求へ(WEB版)/チャーリー・ロドリゲス・湯谷

3. 大手ホールの「遊技機買い占め」は続く?
世界的な「半導体不足・資源不足」により、新台供給のスピードが鈍化しています。今年に入り、特に大手ホールの「先行・大量買い占め」が進み、店舗間の格差要因の一つです。新台供給数が少ない事で、他店に導入されない「希少価値」というメリット、転売による中古市場でも「品薄」という相場高、この2点を誘引しており、遊技機購入の投資メリットは計り知れないものがあるようです。この大手ホールによる「ロット数の多い、遊技機の買い占め状況」は、今後もしばらく続き、大型店で新台入替サイクルの早いお店が高い集客を実現、高収益を「倍々で続けている」理由でもあります。この「規模の利益追求」はしばらく続き、同時に他の店舗がどんな戦略を採用するのか?興味があるところです。

4. ここが決断の時!
冒頭通り、コロナを経験し日本社会は大きく変化しました。パチンコ店もまた、大きな転換点を迎えていますし、それは「ユーザー側が見る、パチンコ・スロット」という価値も大きく変わった事の証明ともいえます。「どう変わるのか?」の前に、もう一度、自店を「どうなりたいのか?どんなお店を目指すのか?」について、キチンと確認すべきです。そこから、入替や薄利営業等、重要な投資判断を「素早く」行って欲しいものです。

■プロフィール
チャーリー・ロドリゲス・湯谷
自称パチンコ・パチスロ伝道師。この立ち位置を20年近く続けているロートル業界ウォッチャー。特技はスプーン投げ。今ではスプーンも曲げられない程、筋力低下。「意見待つ!」と言い続けて、20年。他人の意見に未だ弱く、老化は続くか、パチンコやパチスロに賭ける情熱は衰えず!

-コラム
-, ,