【寄稿】嫌よ嫌よも……(WEB版)/大﨑一万発

僕のYouTubeチャンネル【まんぱつ】は、パチンコ関係のトピックに(便乗して)物申す「語り系チャンネル」です。おかげさまで運用まる1年、老害系YouTuberとイジメられながらも、どうにか登録者7万人まで育てていただきました。

ネタによっては微炎上も狙って強めの物言いをしますので、当然ながら苦情もたくさん頂戴します。こと「業界擁護」と受け取られる物言いには、決まって批判が集中します。例えば、遊タイム、デコレーション筐体、ハウスルール、釘調整問題その他、意見の分かれるトピックに対して業界目線の解説を加えると、びっくりするほど叩かれるし、高評価率も大きく下がる。擁護したつもりがなくても、です。もちろん言わんとすることを読み取ってくれる視聴者もいますが、とにかく業界側の言い分は何であれ信用しない認めない、そんな視聴者が一定数根強く存在します。

興味深いのは、そういうアンチにも少なからずの現役プレイヤーが含まれていることです。いやむしろ、紋切り型のヘイトで攻撃してくる馬鹿を除けば、大半はパチンコ・パチスロが「好き」な人たちと言っていい。日常的に遊技をしていて、業界事情も少なからず理解していて、でも勝てない、納得できない、文句を言いたい、なくなれと言い放つほどに憎い! 一般的な趣味娯楽の愛好者基準からすればあり得ない、そんな「特殊なファン」が支える産業がパチンコ。つくづく因果な商売であると嘆息せざるを得ません。

僕自身プレイヤーですから、パチンコにまつわる理不尽に泣かされた結果、「どうしてこうなった」を知りたくて業界に立ち入った経緯があります。その過程で、理不尽と思えた「客いじめ」もこちらのワガママだったり無知だったり、あるいは業界でなく行政にぶつけるべき問題と知れたり、理解が進むにつれ「物分かりのいい客」へと変化していきました。納得できないこと、改善してほしいこともまだまだあるが、多くは「もうしょうがない」。勝ちたいけど勝てないのも「しょうがない」。そのモヤモヤ感もスパイスとして、勝ち負けだけじゃなく多角的にパチンコを楽しもうぜと主張しているわけですが、こんな俯瞰老成したパチンコ観などそうそう簡単に理解されるわけもなく、業界の犬だの失望しただの散々な言われようの毎日というわけです。

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