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【コラム】営業制限を受ける地域の県境の話。/CRAナカムラ

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●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若179
はい皆様ご機嫌よう!もう寝ようとして布団に横になってから、、

( ゚Д゚)ん?今日は原稿締切日だったか!?

と思い出し、一旦仕事スイッチOFFになった状態からムリヤリONに切り替えられず、とりあえずウダウダしている水曜日の夜のCRAナカムラです!押忍っ!

一昨日くらいから朝晩と昼間の寒暖差にやられて、風邪気味で鼻水が垂れている45歳のオッサンですが…たぶん無害ですので、どうぞ今週もお付き合いくださいませ。

さて、今週は大阪と東京の非常事態宣言(再)が確実になったタイミングで、県境ホールの苦労話でも書かせてもらいましょうそうしましょう。

昔からホールは、何か規制や営業制限を受ける際に「県単位」で区切られることが多くて、今回の非常事態宣言もそうなります。

行政からの指示(半強制)で宣言区域内は「営業自粛」という形を取らされるんですが、県境を跨ぐと「そんなの関係ねぇ!」となってしまうのが実情。

これね、県境近辺の「制限を受けない側」のホールにとっては激熱なんですよ。県が違うとは言え、実際は数百メートルしか離れていない、普段は凌ぎを削るライバルホールが何日も休んでしまうんですから、ライバルホールの常連を根こそぎ奪う大好機!もうやる気のある店長の頭の中では、魚群が流れてキセルがカンカーーン!と鳴ってP.F.O.Gがニョキニョキっと生えてきている状態。千載一遇とはまさにこの事で、ここで勝負をかけて色々やりたくなるのは当然だと思う…思うんでけどね、制限を受けて休む側がさらに傷を負うような事は防ぐべきなんですよ。

ただ非常事態宣言に合わせて、何日間かの営業利益がフッ飛ぶだけならまだしも、その間にライバルが自然な客の流れ以上に自店の顧客を奪い、力を蓄えるとしたら…

( ゚Д゚)うちは休まねぇ!

みたいな、前回の非常事態宣言で散々世間を騒がせた「休業非協力店」が生まれやすくなってしまうんだ。

岐阜県で店長してた頃、国体か何かで天皇陛下が来賓されるとの事で、1ヶ月間入れ替えと宣伝広告自粛が言い渡されたんだけど、その時はお隣の愛知県と「愛知県側から越境して岐阜県への広告宣伝(主にチラシ)の自粛」という紳士協定を結んで対処したんですよ。

それでも愛知のタ○キってホールは、ここぞとばかりに広告範囲を広げて岐阜県までチラシ撒いてましたけどね。でもまぁ、目についたのはこのタイ○くらい。

今とはチラシという広告手段の重みが全然違うんですけど、それに限らず非常事態宣言区域に隣接する地域では、組合主導で広告宣伝の自粛をお願いしたい。

「痛みを分けあう」ってワケじゃないですけど、パチンコ業界全体のため・離反ホールを出さないため・何より最大の痛みを被る自粛店舗に賛同するため、考えてみてはくれないかな?

( ゚Д゚)オネシャス!

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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