●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若177
はい皆様ご機嫌麗しゅう!いやー東北も春っぽくなってきましたよー!まだまだ朝夜は寒くてストーブが必要ですが、昼間はタバコ吸いに外に出ても、苦痛ではなくなってきましたNe☆
今現在、ラジオ局の局長と串カツ職人をこなしながら隙間で原稿書きをしてるんですが、我が宮城県にも「まんぼう」が発出されて串カツが21時閉店となり、幾分か夜の時間に余裕が生まれて…内心少し喜んでおります。
( ゚Д゚)寝れるでー!
さてさて、今週は「今までに実際見たトンデモ調整選手権」をお送りしようと思います。
今でこそ、釘シートの存在によって厳密化してるんですけど、そりゃーもう昔は盤面から45度どころか、ほぼほぼ90度に曲げられて「釘の存在を消す」ようなこともあったのです。いっそのこと引っこ抜いてしまえばいいのに…と思ってたんですが、そこまではしないのが暗黙のルールだったんですね。
それこそ昔の一発台なんて、表向きは普通機で検定通しておいて、当り穴に入賞したら開くチューリップの角に弾かれて、永遠に他入賞口に玉が導かれるような仕組みのモノもありましたし、そういうのは大抵エグい角度で釘が曲げられてたおもひで。
( ゚Д゚)ジャスティーーー!
あれはナカムラが大学生の頃、ミサイル776Dやホースケ君の全盛期。たまたまフラ~っと入ったホールで見つけたミサイル776Dの飛び込み釘が、今まで見たことない広さで放置されているではあーりませんかっ!
( ゚Д゚)!!!!!
しかもミサイルコーナー(8台)全台がその状態!見た目だけで漏れそうになりながら、なぜ誰も打ってないのかなんて疑問は微塵も抱かず、すぐに着席!
見た限り、飛び込み口に至るまでの道のりも特に変わったことはなく、
( ゚Д゚)この入賞口なら20万円勝ち間違いなし!
と、打つ前から脳汁を撒き散らかしながら500円玉をサンドに投入。
最初の125玉で1個目入賞→右奥・2個目入賞→右奥。まだ当たりである手前穴には入ってないが、完全にお宝台確定!
( ゚Д゚)これはもらったでー!
意気揚々と追加投資!
ここで知らない人のために、ミサイル776Dのスペックを紹介しておこう。
機種としては「普通機」だが、役物左上の飛び込み口に入賞した玉は直接3つ穴クルーン(最近出たスーパーコンビと同じやつ)に放り込まれ、手前の当り穴入賞で大当たりとなり、あとは右打ちで3つの非電動チューリップが連携して…うまく打てば4500個~くらいの出玉が取れる、実質一発台なのだ。
この「うまく打てば…」の部分は後述する。
追加投資して次の500円も2個の飛び込みで、両方右奥。
( ゚Д゚)クルーンのクセが強いっ!
と思いながらも、1000円で4個飛び込みなんて、普通ではあり得ないレベルなので当然続行ですよね、はい。
そのまま3000円目をサンドに入れながらクルーンを凝視していると……
( ゚Д゚)なんかクルーンの一部分が盛り上がってないかい?
ごしごしと目を凝らして見てみると、明らかに……アロンアルファである。
遥か昔には、羽根物や一発台の役物のクセを悪くするために、アロンアルファを垂らして当りにくくする手法があったと聞く。この時代にはもう絶滅していると思われていたが、なんと目の前に「それ」があったのだ。
( ゚Д゚)………。
しかし、クルーンの振り分け確率が1/10になったとしても、1000円4個飛び込みのミサイル776Dなら打つでしょ!というワケで続行!
そしてついに4000円目の500円玉を投入した直後、飛び込み口から抜けた玉がクルーンで回りもせずにヌルッと当り穴に飛び込んだ!
タラタランタランタラーーン♪たららららららーららんらーーん♪
心地よいいつものThe Entertainerが鳴り響く。
( ゚Д゚)ひゃっはーーー!!
気分は絶好調最高潮!張り切って右打ちを開始した直後、物凄い違和感と共にナカムラはハンドルをもぎ取りそうになる!
( ゚Д゚)えぇぇぇっなんじゃこりゃーーー!?
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。