どもども、もはや反社寸前の扱いを受けている生粋のパチンコ業界人、シゲキです。ここ54日間でホールに入ったのは5分だけ。近所の店が3日間だけ開店したから様子見に覗いたのですが、外に出るとマスコミに囲まれ、
「こんな時期にどうしてパチンコを打っていたんですか? 顔をボカしますから正直に答えてください!」
と追求され、
さらには北海道に住む母親から久しぶりに電話がかかってきたと思ったら、
「大丈夫?ツラかったら実家で匿ってあげるわよ」
と心配され……こちとら犯罪者かーい!
こんな状況だから仕方ないとはいえパチンコ番組の収録は全て延期だし、本業であるパチンコ雑誌の編集業務も新台が出ないせいで3割減…って、う~ん、微妙。5割減だったら持続化給付金が申請できるのに、中途半端に困ったもんだ(-_-;)
ちなみに本稿を書いている現在は、新台紹介の代替ページとして急遽、過去30年のパチンコ台のセクシー画面特集企画を作業中。3000シリーズ以上のパチンコ台の数百万枚の写真の中からエロ画面を探して徹夜しているのですが、よく考えたら本コラムも新台がないから扱うべき機械がナッシング。もののついでに雑誌の宣伝を兼ねて、
「今回はコラムは過去のエロ画面特集でどうですか?」
と担当者(♀)にお伺いを立てたところ、コンマ2秒で却下。くっそ~。
仕方がないので前回同様、4月下旬に登場した新機種を紹介しましょうか。首都圏だと導入すらされてないし、地域によってはピッカピカの新台ですからね。
■基本スペック
・大当たり確率 1/318.1→実質約1/2.06
・RUSH突入率 60.2%
・RUSH継続率 約93%
・払い出し出玉 330or660or990個
すでに打たれた方もいるでしょうが、特筆すべきは約93%というRUSH継続率と、実質約1/2.06という破格の高確率でしょう。機種によっては確率が高いと1回転がクソ長い…なんて詐欺パターン(!?)もあるけれど、本機のRUSH中は即当たりがメイン。試打した際の印象は「確実に現役最速じゃね?」って感じの超爽快消化です。
昨年末に登場した『PA元祖大工の源さん』は私のようなオッサン世代にとって懐かしさ溢れる作りでしたが、本機の演出は超進化バージョン。予告は先読みからリーチ後までとにかく多彩ですが、基本的には「ド派手なほどアツい!」と覚えておけばオッケーかな。中でも液晶下部に炎をチャージして発動する極源炎舞は高信頼度もさることながら、その迫力は一見の価値アリでっせ!
初当たりの大半はバトルリーチから発生します。バトルは前後半の2部制で、後半に発展すれば好機到来。敵が大龍か、仲間が参戦すれば信頼度は余裕の60%OVERに!!
さて、偉そうに書いてきてアレですが、都内在住の私はまだホールで『超韋駄天』を打ててません。現在カオスと化している埼玉県に打ちに行こうか…なんて衝動に駆られるけど、もうしばらくは我慢、我慢。来月こそはきっと!?ではまた次回です。
■プロフィール
青山シゲキ
1991年、高校卒業後にパチンコにハマり、5年間のパチプロ生活を経て某パチンコ雑誌編集者へ。編集長として数百冊のパチンコ攻略誌を世に出す傍ら、パチンコ番組や漫画の監修、情報屋、新台コンサル、パチ台専門カメラマンなどなど、パチンコ業界の何でも屋として活躍中。現在47歳。
©SANYO BUSSAN CO.,LTD.
※掲載数値は編集部の独自調査によります。