どもども、本職がパチ台専門カメラマンとなりつつあるシゲキです。11月は撮影が12件あり、これに取材と写真加工を加えると七転八倒の大騒ぎ!記事を作るために撮影取材をしているのに、それで原稿を書くヒマがなくなるっていうのは本末転倒っすね。せめてパチンコ台の合間に女の子の撮影でも入れば少しは気も紛れるケド、そうした依頼はナッシング。なんだかなぁ~…と軽く愚痴った所で本題とまいりましょう。
今週導入の新台といえば『ぱちんこ AKB48 ワン・ツー・スリー!! フェスティバル』が約3万台の大ヒット&ステキなデキ…ではあるのですが、個人的な推しは『PA元祖大工の源さん』かな。だって伝説の『初代』を彷彿とさせる演出群に加え、スペックも懐かしの確変2回ループ+時短なんですもの。
■基本スペック
・大当たり確率 1/89.8~1/40.0
・確変突入率 1/3(2回ループ)
・時短 25回転
・払い出し出玉 400個
私のような昭和世代にとって初代の『CR大工の源さん』はまさにレジェンド!よく「オール設定1フェア(当時は今と違って設定1が最高設定)」とかに手を出して痛い目を見まくりましたが、当時としては綺麗かつ斬新なリーチアクションと、夢のあるスペックはまさに名機でしたね。そんなわけで撮影取材でも普段は演出を撮る際は同行の編集者に任せるのですが、あまりの懐かしさに思わず自分で撮っちゃいました。
ちなみに今作では初代・大工・寿司という3つのモードが選択可能ですが、ここで紹介するのは初代モードのみ!世の中のメインは大工モードのような気もしますが、だって私が初代モードにゾッコンなんですもの。というわけで予告の紹介は炎スベリくらいかな?ガセもあるけど、テンパイすればSPリーチの可能性が上昇します。あっ、あと新たにリーチ目(笑)を搭載しており、なんと「3源源」が停止すると信頼度約67%の大チャンスなんですって!
そういえば昔は「この出目が停止するとリーチ目なんだよ!」とか得意気に教えてくれるオヤジがいて、若かりし頃の自分は笑顔で「そうなんですか~」とか応じつつも、心の中では「うるさい死ねやジジイ」とか思っていたな~。でも今考えると大らかで良い時代だったような気がします。現在じゃリーチ目なんて言っているファンは絶滅し、4パチを打つのは私のようなカネにこだわる亡者が大半。おかげで勝とうと思ったら競りが厳しくて(T_T)あぁ、ホールに「リーチ目表」なんてもんが張り出してあった時代が懐かしいなぁ~…と再び愚痴ったところでリーチの紹介をば。
初代モードのリーチは伝統の4種類。かつての『初代』では下のような「ってやんでい!」と思わせてくれる法則(!?)があったけど、今作の初代モードでは果たして?
初代・大工の源さんに存在した「ってやんでい!」なリーチ法則
・クレーンリーチ…1~2回目に当たり図柄を降ろして平然と持ち上げる
・コンベアリーチ…通常図柄テンパイ時に高速になると大当たり濃厚
・カンナお祈りリーチ…絶対に当たらないタイミングでスローになることがある
・全回転リーチ…大当たり確定なだけであって、通常図柄が揃うことも多い
個人的にはぜひ2~3個は踏襲していてほしいケド、昔と違って冗談が通じない世の中だから、恐らくは全部改善(!?)されているのかな~。この原稿を終えたらホールに行って、懐かしみつつ確認してきたいと思いマス。ではまた次回!
■プロフィール
青山シゲキ
1991年、高校卒業後にパチンコにハマり、5年間のパチプロ生活を経て某パチンコ雑誌編集者へ。編集長として数百冊のパチンコ攻略誌を世に出す傍ら、パチンコ番組や漫画の監修、情報屋、新台コンサル、パチ台専門カメラマンなどなど、パチンコ業界の何でも屋として活躍中。現在47歳。