●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若93
はい皆様!ご機嫌麗しゅう!東北のぱちんこオヤジCRAナカムラです!
いつもならタラタラと前書きを書くところですが、今回は「おもひで」の後編という事で文字数が足りなくなる事態が容易に想像されるので、このまま本編にGO!
店長候補でパチンコ屋2階の寮に入った初日から金縛り(疑似連2)を喰らい、初っ端から半泣きスタートを切った関西某店でのヤングナカムラ。
しかしこれはまだ序章に過ぎず、翌日も!翌々日も!毎晩金縛りが続く異常事態!
ネットで「金縛り 対処」を検索してみると…どうやらお経を唱えると良いらしい事が解ったので、仏教系大学で礼拝(らいはい)を強制的にやらされていたナカムラは必死に当時の授業を思い出してスタンバイ。一生役に立つことは無いと確信していた礼拝が、こんな形で必要になるとは…。
4日目あたりから、
(゚Д゚)はい!またキターーー!なむなむだぶつ~!
って感じで、未だに目を開ける勇気は無いのでガッツリ瞼を落として唱える生活が続く。
慣れとは怖いもので、恐怖の金縛りも1週間を越えてくるともはや恒例行事のようになってくる。布団から半身が出てる時とかは「変な感触が来たらヤダ!」的な恐怖があるので、なるべく最初から布団にズッポリ納まるスタイルを確立し、素でお経もフルコーラス唱えれるようになり、臨戦態勢はバッチリ固まっていくのであった。
そんなこんなで、金縛りinエブリデイもそろそろ1カ月を迎えようとしていたある日、入替え作業のついでにスロットサンドの部品交換をしようと思って、
(゚Д゚)「ねぇねぇ!サンドの予備ってどっかに保管してる?」
と従業員に聞くと、
(従^.^)「2階の物置き部屋にあったと思いますよー!鍵は社長が管理してますよ!」
だそうだ。たまたまこの1カ月間使う事がなかったが、部品のストックとか営業で色々必要になる物置き部屋が何故に社長管理?という疑問に苛まれつつ社長に電話してみたら、あっさりと「金庫の奥の引き出しに鍵があるよ」と仰る。
そそくさ金庫の奥から鍵を取り出して、物置き部屋(ナカムラの部屋の奥隣)を開けて照明を点けてみたが、もう蛍光灯が切れかかって点滅してる状態なのね。ナカムラ部屋と間取りは同じだが、リフォームされておらず埃っぽくて古臭い和室の奥に、サンドやらパチンコの部品やらが乱雑に放置されてる感じか。とにかく蛍光灯の点滅が余計に不気味で、
(゚Д゚)気持ちわりぃ…。
と思いつつ、部屋に入ろうとした一歩目で何かを蹴飛ばしてしまう。
(゚Д゚)ん?なんだこれ?
と、足元を見ると小皿からこぼれた塩。つまり盛り塩ってやつを蹴っちゃったらしい。
あんまりこういうのに詳しくはないが、どういう意味合いで使われるモノかくらいは知ってるので非常~っにイヤな感じだったが、後で直すねゴメリンコ!って事でサンドの部品を取りに奥へ。
点滅照明の中、お目当てのサンドにたどりついて部品を取り外そうとしていると、横たわったサンドの奥に何か白い紙のようなモノが見えているのに気づく。興味本位で上に乗ってるサンドをどかして見てみると、正式な名称は分からないが…神主さんとか巫女さんが持ってるヤツで、50cmくらいの木の棒の先に菱形の白い紙がいっぱい付いてるアレですよ、ええ。さっきの盛り塩(蹴っ飛ばし済み)と併せて考えて状況を精査すると、もうイヤな予感しかしない。
(゚Д゚)アカン!部品だけ取って、食堂のおばちゃんにバトンタッチや!
はい皆様、誠に残念ながら(予想通り)文字数がいっぱいになったので、2週で終わらせるはずだった「あなたの知らないおもひで」は急遽、来週の完結編に続く事となりました。
(゚Д゚)ごめりんこ~!
って事で、また来週!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。