保通協が毎月月初に発表する「型式試験等状況」に関する統計資料。そこには保通協に持ち込まれた件数や適合・不適合となった件数などの他に不適合事例、簡単に言うと型式試験で落とされた理由が記載されています。
不適合事例には、遊技機規則で使われている専門用語が羅列されているため、それなりの知識がないと理解するのは難しいです。しかし、今月発表された資料の中に、私でも理解できる内容のものを発見しました。それは「貯留装置に記録することができる遊技メダルの数が50枚を超えて、最大255枚の貯留枚数で遊技することができる性能を有していた」です。
貯留装置とは「クレジット」のこと。クレジットは普通50ですよね。それが「最大255クレジットで遊技することができた」からそのパチスロ機は落とされたようです。
開発担当者の凡ミスなのか、それとも何か狙いがあってのことなのか、気になるところではありますが、それよりもクレジットが最大255までだったらかなり便利だろうなと思いました。(2号)