パチンコ店の経営や飲食、宿泊事業などを手掛ける玉越(愛知県名古屋市、髙木宏動代表取締役社長)は、社員個々の人柄を知り、懇親を深めることを目的として、2022年より座談会を実施している。3年目を迎える今期は9月10日から11月19日の期間、各店舗と本社での勤務により同年代の社員との交流が少ない現状を踏まえ、勤続年数(勤続13~30年・勤続0~12年)別に日程を分け、各回20名から30名程度の人数で全5回にわたって実施した。
座談会では今期の重点課題の一つに掲げる「社内コミュニケーションの活性化」を図ることにより、社員一人ひとりがより積極的に関わり、互いに刺激を受けることができる場を目指し、働く中での思い出話や今後の抱負等をテーマに、役員・社員が交流を深めた。
トークテーマは各テーブルに設置したルーレットアプリで決め、勤続年数が長い方の会では思い出話を、短い方の会では未来に向けたトークテーマを多く設けた。抽選会では役員がクジを引き、当選者にはamazonギフトカード(3,000円分)を贈呈し、あわせて参加者の前で自己紹介と趣味や特技・今後の抱負等を発表した。
また、各回で髙木代表取締役社長が各テーブルを回り、全社員と交流する機会も設けられ、参加した社員からは「普段話せない方々と交流できて、とてもいい刺激になった」、「役員に対して直接質疑応答ができ、より具体的な話ができた」といった声があがった。
同社は、「今後も店舗と本社の従業員が参加できる企画を考案し、社内のコミュニケーションを活性化させ、従業員がより働きやすくなる環境作りと楽しみの追求に取り組んでいく」としている。