ユニバーサルエンターテインメントは8月9日、2023年12月期の第2四半期決算を公表。売上高793億05百万円(前年同期比40.8%増)、営業利益107億26百万円(前年同期は営業利益8億33百万円)、経常利益284億05百万円(同111.5%増)、純利益209億52百万円(同209.5%増)となった。
遊技機事業の売上高は307億93百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は76億85百万円(同49.6%増)。パチスロ機では「アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-」「SLOTメイドインアビス」の新機種2タイトルを発売し、販売台数は44,974台となった。パチンコ機では「Pやじきた道中記」を発売し、販売台数は6,509台となった(第2四半期累計実績はパチスロ機58,011台、パチンコ機18,375台)。
IR事業の売上高※1 は479億44百万円(前年同期比68.0%増)、営業利益は73億13百万円(前年同期は営業利益4億17百万円)。調整後EBITDA※2 は150億69百万円(同96.2%増)。海外からの来場者数増加やフィリピン国内でも人気のある飲食店の誘致等により、オカダ・マニラの業績は堅調に推移し、パンデミックによる不況からの着実な回復と成長を見せた。
※1 売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したもの
※2 調整後EBITDA=営業損益+減価償却費+その他の調整項目
その他の売上高は4億31百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は1億88百万円(前年同期は営業損失28百万円)。メディアコンテンツ事業においては、「アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-」のシミュレータアプリが有料アプリ・ゲーム・カジノカテゴリーでダウンロードランキング1位を獲得するなど好評を博した。
2023年12月期の連結業績予想については、売上高1,800億円(27.7%増)、営業利益235億円(同94.5%)、経常利益257億円(84.5%増)、純利益200億円(同73.8%増)としている。