【コラム】バレンタインのモテモテな「おもひで」完結編／CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若223
はい皆様！先週で終わらすはずの「おもひで」が中盤で盛り上がり過ぎて全く終わらなかったので、今週も前置きカット！このまま本題へいきましょうそうしましょう。

声が低くて喉仏持ちのギャルからバレンタインデーにチョコと連絡先を貰い、連絡しないでいると店舗に「withお勤め先の愉快な仲間達」で突撃され、今度はお手紙まで頂いたナカムラ（当時37歳くらい）。

とりあえずこの地獄絵図から脱出を図るべく、店長に逃走の前フリをするが…簡単にスカされて撃沈。声にならない叫びは店長に届かず、閉店間際の店舗スタッフが作業に取り掛かりながら横目でギンギンに注目している。

( ﾟДﾟ)なんで休憩所の清掃が4人も要るねんっ！その灰皿はさっき他のヤツも拭いてたぞっ！

という状況の中で、

(愛´ω`*)「お手紙読んでみてください」

と愛ちゃん（源氏名）が仰るので、もう虎に睨まれた子羊状態のナカムラは素直に封筒を開け…開け…開けようとするが、手がプルプルして上手くいかない。パチンコ屋の店長職で培った「対ヤカラ度胸」はそれなりな自信があるが、こういう局面は初体験である。

愛ちゃん自身は見た目も可愛くて良いのだが、応援で一緒に来ている中に熊が3匹ほど居て、やたらマッチョなタンクトップ短パンオヤジの眼光が必要以上に鋭い。

なんだろう、昔からこういう分類の人達にはやたらモテるのよ。これの数年後には、東京で某有名パチンコライターにホテルへ連れ込まれそうになるという事件も発生するくらい。

で、話を戻そう。愛ちゃんと愉快な仲間達に囲まれながら、手紙を開封して黙読。途中で愛ちゃんは「やだ恥ずかしいっ」と言い残して付き添い付きでお手洗いへ逃げた後、残ったのは熊2匹とマッチョを含む4〜5人ほど。そして柱の影に店長＆スタッフ数人が目を輝かせている…。

恐怖の涙で文字が滲んで見えるが、この手紙でなぜ愛ちゃんの押しがこんなに強いのか発覚する。

年末に書いたブログで、クリスマスなんて消えてなくなれ！という自虐的なモテないネタがあったんだが、その中で「この際、男でも可愛ければいいか！知らないだけでそこに新境地があるかも！」みたいな事を書いてたんだ……書いた本人はすっかり忘れてたけど。それを読んだ、前々からナカムラLoveだった愛ちゃんが「それなら！」と年末からこのバレンタインデーに向けて着々と準備を進めていた模様。ちなみに手紙の中に「工事済み」という文言もあった。単純に「どうなってるんだろう？」という好奇心はめちゃくちゃあるが、それはそっと心に仕舞うナカムラ。

いやーこれはこちらの発言ミスもあり、ぞんざいな扱いはできないぞ。もちろんこの場で一蹴しようものなら、熊×3とマッチョが男に戻って黙ってないだろうから…なんて考えている数メートル先で、柱の影から顔だけ出している店長＆スタッフ数名が超ニヤけているのが目に入る。

( ﾟДﾟ)たすけてテンチョオォォ！

イラッとしながらも心の叫びと目で助けを求めたが、全員で拳を突き上げて「イェィ！」のポーズで迎撃され、後で全員正座させて2時間説教する事を心に誓って諦めた。

そうこうしてるうちに、お手洗いから愛ちゃんと他数名が帰還。これでフルメンバーだ。

(愛´ω`*)「読んでもらえましたか？」

その笑顔は本当に可愛い！でも男なんだ！ナカムラの頭の中で天使と悪魔が葛藤する！

全然終わらんかったww

つづく