●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若183
はい皆様ごきげんよう!今週も元気よくいきましょう!CRAナカムラですっ!
5月も半ばを過ぎまして、東北では昼間だけ相当過ごしやすくなって参りましたが…この寒暖差で風邪気味のオッサンでございます。
さてさて今週は、シリーズ化されてる機種の演出継承について少々語らせて頂きたい。
長い間シリーズ化されて、いくつもいくつものタイトルが発売されてる機種として、一番有名なのはやはり海物語でしょう。これは毎回ツボをきっちり押さえた進化を遂げていて、さすがとしか言いようがない。変わった事する時は「ギンパラ」名義で出すというのも伝統を守る秘訣なんだよね。海物語=安心と安定という不文律は、しっかりと守られている。
他の有名どころでは、北斗の拳やエヴァンゲリオンあたりなんだろうけど、スロットは置いといてパチンコにおいては、北斗の拳の方がまだブランドを死守してる感がある。
エヴァンゲリオンに関しては…個人的意見ではあるが…正直もうそれほどブランドとしては見れないのが本音で、一番ブランドを凋落させたダメなポイントは、続編として今までの好評だった演出をどんどん安売り(ハズレでもよく出る)してしまった事。
未だによく覚えてるのが、たしか4(使徒再び)が一世を風靡した後に出てきた5。4にクソハマリして打ちまくったので、演出はほとんど頭に入っている状態で新台に並び、ドキドキワクワクで打ち始めたはいいが、3万使っても当たらず、
( ゚Д゚)むぅぅぅーー
となってる時に、画面がぷちゅーん♪とブラックアウトしたんですよ。これは4なら「まさかっ!……暴走!」というセリフと共に突確に入る鉄板演出で、
( ゚Д゚)あぁーやっときた!突確!
と胸を撫で下ろして、イスに深く持たれかかってタバコに火をつけようとした瞬間、
「まさかっ…………………使徒襲来!」とか言い出して、そのままリーチになってハズれるという大惨事!
( ゚Д゚)はぁぁぁぁぁ!?
前回好評だったから、もっと見れるようにしましたYO!てへぺろ♪とでも言いたいのだろうか、ほんとこの時は「開発者がパチンコ知らない」を確信しましたね。
後はスロットの「チバリヨ沖縄」で、初代では爆連モード確定の当たり告知だった【液晶にパトランプ登場】が続編では、下からせり上がってきたパトランプがそのまま上に通り過ぎて行くという暴挙が忘れられないww
( ゚Д゚)おーい!どこいくねーーん!
これ、普通に当たりでさえないからねww
総じて、続編において演出信頼度に差が出るのは仕方ないが、鉄板演出として名を馳せたものを安く出すのは絶対に違うと思う。それをしてしまうともう裏切りだわ。
スーパービンゴの赤リールフラッシュ!お前もだぞ!
そもそも、エヴァンゲリオンは何作目か忘れたけど、販売時の謳い文句で「これが最後のエヴァンゲリオン!これ以降エヴァンゲリオンは出しません!」と声高々に叫んでおきながら、数ヵ月後に「ヱヴァンゲリヲン」が出てきた時は、助走つけてブン殴ってやろうかと思いましたとも。
こういうのって、打ち手の気持ちが分からないからこそできる芸当で、世に出す前に前作が好きだった人に感想聞いたら、速攻でダメ出しされるでしょ。それさえもしない。
まぁ、エヴァに至ってはその後、演出継承を全く考えない「キャラだけ一緒で全然違う機種」を出しまくった挙げ句、使徒再びに戻って軽く成功しましたけどね。
ファンを大事にするって、こういう約束事をキチッと守って安心を与えることだと思うんだけど、どうなんでしょ?メーカーの方々。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。