岡山県遊協が新型コロナ対策を重点に秋季セミナー パチンコ台除菌の実技指導も

千原行喜理事長

岡山県遊技業協同組合(理事長千原行喜)は12月7日、山陽新聞社「さん太ホール」(岡山市北区)において、経営者、店長等管理者を対象に新型コロナウイルス感染予防対策を重点とした秋季セミナーを開催。経営者、店長、管理者等76名が出席した。

岡山県警察本部生活安全企画課 草壁毅課長補佐

セミナーでは、岡山県警察本部生活安全企画課の草壁毅課長補佐から、「ぱちんこ業界当面の諸問題について」との演題で行政講話が行われた後、講演の第1部として、今年2月に横浜港に接岸して多数の新型コロナウイルス感染者を出したダイアモンド・プリンセス号船内における消毒作業、除菌作業に従事した株式会社ラスティック代表取締役の延原直樹氏より、ダイアモンド・プリンセス号船内の当時の状況などを伺いつつ、実際にパチンコ台を使用しての消毒、除菌方法など、新型コロナ感染防止対策について直接、実技指導を受けた。

パチンコ台除菌作業の実技指導

第2部では、一般社団法人ぱちんこ広告協議会の大島克俊理事長が「ぱちんこ広告業界の取組み」について、ダイコク電機情報システム事業部MIRAIGATE-SIS統括部MGコンサルタント課の服部祐治氏が「New Normal DKビッグデータが導く未来への道筋」との演題でそれぞれ講演を行った。

長時間にわたるセミナー中でも、特に「新型コロナウイルス感染防止対策」の講演では、受講者4人が自ら壇上に上がり、実際にパチンコ台の除菌作業を体験するなど、その積極性に現場の関心の高さが窺えた。今回の講義を受け、岡山県遊協組合員一同は、引き続き新型コロナウィルスへの感染予防対策を徹底して行い、来店客と地域住民へ安心と安全を全力で提供していくという。

-業界ニュース
-