東京都遊協は11月26日、都内新宿区の遊技会館にて11月定例理事会を開催した。
理事会の冒頭では、9日に逝去した原田實前理事長に黙とうを捧げ、19日に都遊協を代表して弔問した阿部理事長は「原田前理事長は、長きにわたって都遊協と全日遊連のために活動頂いた方であり、ご遺族のご意向を汲みこうした形で偲ぶ場を設けさせてもらった。許可営業であることを改めて認識し、行政からの信頼を失わないためにも約束は着実に守りながら原田前理事長が築いてこられた業界を守っていきたい」と述べた。
理事会では、臨時理事会で継続審議となっていた組合員資格の停止が決議され、これにより町田市内の組合員ホール「パールショップともえ町田609」に対し、60日間の資格停止が満場一致で可決した。同店は21世紀会決議に対する誓約書を提出しておらず、認定切れ高射幸性パチスロ機を設置営業していたことから資格停止の事由となった。
東京都遊協が運営する各種施策等に際し、違背行為があった場合における組合員の資格停止に関する処分の手続きについて定めた「組合員資格停止に関する規定」では、パチンコ・パチスロ産業21世紀会又は全日本遊技事業協同組合連合会において決議された事項について、都遊協理事会で決議した事項を履行せず、組合運営に支障をきたし、又はきたすおそれのある行為を行った場合などが資格停止事由に定められている。
その他、青年部会から遊技場における換気検証動画の制作結果を報告。金村青年部会長はYouTubeにおける総再生回数(22,000回)やTwitterの総インプレッション数(457,000回)、ショート・ロングと秒数に応じた動画や各種素材を紹介。店舗内外のビジョンや看板、モニターへの拡散協力を呼び掛けた。