一般社団法人日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)はこのほど、パチンコ業界の年間動向と官公庁、関係団体等の業界関連データをまとめた「遊技業界データブック2020」を日遊協ホームページにて公開した。
日遊協では、業界で蓄積されたデータを体系的にまとめて発表することで、正しい業界像を内外に示していくことを目的に「遊技業界データブック」を制作しており、2019年版に続いて2冊目となる。
同書は、遊技業界の動向について、「全般」「社会」「経済」「人的資源」の視点から分析を加えた『解説編』と、業界各団体、関係企業、シンクタンク、警察庁、日本生産性本部、経済産業省等の統計資料を網羅した『データ編』の2部構成となっている。解説の執筆は、坂元章・お茶の水女子大学教授(パチンコ・パチスロ産業依存対策有識者会議委員)、篠原菊紀・諏訪東京理科大学教授(日遊協理事)、帝国データバンク、パック・エックスなど、それぞれの分野の専門家がつとめた。また、今年度版には、その影響の大きさに鑑み、新型コロナウイルス感染症に関する業界の対応についての解説も加えた。
西村会長は発刊にあたって、「業界関係の方々にはデータと解説を通して業界の2019年をつぶさに振り返っていただくため、また一般の方々にはなかなか見えにくかった業界の実像を知っていただくため、役立てていただければと考えております」とコメントを寄せている。
同書は、日遊協ホームページでPDFファイル形式で公開されており、以下のアドレスからダウンロードページにアクセスして入手可能となっている。
■ダウンロードページ:http://www.nichiyukyo.or.jp/news/news.php?news_id=1071