富山県遊協は5月26日、富山市のホテルグランテラス富山にて令和2年度通常総会を開催。令和元年度事業報告、令和2年度事業計画など上程された議案は全て滞りなく原案通り可決承認された。本総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、永森豊隆理事長が2度目の再任で3期目を迎えた。
令和元年度事業報告によると、遊技環境の健全化を推進するための最優先課題として「パチンコ・パチスロ依存問題」を掲げ、昨年10月8日から同月11日までの間、及び同月17日に、「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」講習会を開催したことにより、新たにアドバイザー44名を育成、組合加盟ホールに1ホール当たり3.4名を配置したこと等を報告。また令和2年3月末現在の組合員は27名、組合員店舗数が前年比2店舗減の68店舗、遊技機台数は前年比422台減の3万6,443台となっている。
令和2年度事業計画では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響が大きい中で、多くの県民から受け入れるために積極的な健全化の推進、安心して快適に遊技ができる環境を整備していくことに加え、子どもの車内放置事案等の防止活動や社会貢献活動により社会的信用を高めるとともに、組合員が創意工夫しながら、パチンコ・パチスロ遊技が『幅広い客層から支持される大衆娯楽』であり続けるよう、総力を挙げて事業に取り組むこととした。その主な内容としては、パチンコ・パチスロ依存問題への対応、パチンコ・パチスロファンの回復・拡大、継続的重点推進事項(新型コロナウイルス感染症問題への対応等)といった3項目を挙げた。