一般社団法人ぱちんこ広告協議会は6月15日、都内渋谷区のG&Eビジネススクールで「おだち源幸先生勉強会」を開催した。
勉強会には協議会に加盟するファン向けメディアや広告代理店の関係者が多く参加。おだち源幸氏をはじめ、日電協の兼次民喜理事長、回胴遊商の大饗裕記理事長などが来賓として挨拶したほか、おだち源幸連合後援会の安楽兼英事務総長により参院選比例代表選挙の仕組みなどについて説明が行われた。
冒頭、協議会の大島克俊理事長は「先月の理事会で、我々は全力でおだち先生を応援していくことを決めた。本日の勉強を通じて我々は会員企業60社の社内での周知はもちろんのこと、ファンと業界を繋ぐパイプ役としてファン拡大に寄与するという協議会の主旨にある通り、各媒体、各メディアの方々がその先のファンに伝えていくこと、これが当協議会ができること、やるべきことと自負している。業界内の方々だけでなく、ファンも含めて広く発信して頂ければ」と、会員企業におだち氏の支援を呼び掛けた。
おだち源幸氏は「ホールで働く人は26万人、メーカーや販社、その家族を入れると100万人近い人がこの業界で生計を立てている。売る機械がない、魅力的な機械が出てこない、行政の一言で方針が変わる、業界の先行きが見えない、こういう声ばかりである。私は驚いた。今までこの業界の声を届ける議員は誰もいなかった。今までは行政が言うままに従ってきた。それで良かった時代もあるが、現在はカジノが国策で進められている結果、パチンコが依存問題に端を発してスケープゴートとして叩かれている。ファンの皆様に楽しんで頂ける、地域に愛される、業界に関わる皆さんが笑顔で暮らしていける未来像を描いていきたい」と述べ、出席者に業界を代表して立候補することに理解を求めた。