山梨県遊協は5月30日、甲府市の甲府記念日ホテルで平成31年度総会を開いた。
総会は組合員総数28名中、委任状含めて28名が出席し成立。事業報告及び収支決算承認の件など全6号議案が上程され、全て可決承認された。また議案の審議に先立ち、公益財団法人山梨県防犯協会など5つの法人に対し、社会貢献活動として、寄付金の目録を贈呈した。
同組合の星野謙理事長は冒頭「私どもは、パチンコが大衆娯楽として末長く国民に愛され続けるために、のめり込み防止対策を最重要課題と位置づけ、全日遊連を中心に各種の施策を推進してきた。当県遊協も安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会の開催や、高射幸性回胴式遊技機の設置比率削減やみなし機の撤去などに取り組んできた。消費税増税への対策、受動喫煙防止対策など業界には諸問題が山積しているが、のめり込み防止対策を最重点に、置き引き被害防止対策や子どもの車内放置事故防止対策などを推進する」と挨拶。組合員に更なる協力を求めた。
当日は行政講話が催され、山梨県警生活安全企画課許認可管理室の上野直室長が登壇。依存問題や不正改造、広告宣伝規制等に言及し「悪質な広告宣伝は依存対策に逆行する。業界自らの取り組みで広告宣伝の適正化を進めて頂きたい」と話した。