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回胴遊商が養子縁組支援団体「アクロスジャパン」に100万円を寄付

投稿日:2019年5月8日 更新日:

目録を手渡す大饗裕記理事長(左)とアクロスジャパン小川多鶴代表(右)

回胴遊商は4月16日、社会貢献の一環として、一般社団法人アクロスジャパン(小川多鶴代表)に100万円の寄付金を贈呈した。

一般社団法人アクロスジャパンは、2009年に設立以来、養子縁組による新しい家族づくりの推進と子育て研修の実施、予期しない妊娠などをした女性からの相談などに取り組む団体。回胴遊商では同団体に2014年より支援を続けている。

都内・台東区の組合本部で行われた贈呈式には大饗裕記理事長、安藤政晴副理事長、徳山健一広報委員長、小川多鶴代表が出席。大饗理事長より寄付金の目録が小川代表に手渡された。

大饗理事長は「アクロスジャパン様が取り組んでおられる妊娠相談、養子縁組の啓蒙活動、養親育成事業等の活動は、わが国ではまだまだ遅れている取組みであることをお聞きして以来、その趣旨に賛同して支援させていただいております。毎年、理事会開催の前に小川様に行っていただく活動報告では、同団体の活動がすばらしいものであることを感じておりますので、今後も支援を続けさせていただきたい」と挨拶。

小川代表は「不妊治療でお子さんを授かったものの『子供を育てるということを考えてなかった、生まれてみるとかわいいと思えない』などの相談や、障害を持つお子さんを受け入れられない、という葛藤相談が増えています。昨年度に新法が施行され、私どものような養子縁組支援団体は許可事業者のみが行えるようになりました。当会もお陰様で東京都では2番目に許可を受け、日本ではおそらくたった1つの、医療(産科医、精神科医)、司法、福祉との相互協働、連携を図り事業を進めることができております」と、同団体に寄せられる相談内容と養子縁組支援の現状を説明。

続けて「回胴遊商様には、養子縁組という制度自体が国からも周知されず、このような支援は自分たちのポケットマネーでやらざるを得なかった活動当初から、『この取組みは、弱者にとって最も必要な支援である』として、心温かいご支援を頂いております。そのおかげで、今日のアクロスジャパンがあると言っても過言ではありません」(小川代表)と、回胴遊商の継続した支援に謝辞を述べ、大饗理事長に感謝状を贈呈した。

回胴遊商では、組合全体や各支部で行う社会貢献活動・環境保全活動を積極的に実施。組合全体として行う社会貢献活動では、今回のアクロスジャパンへの支援活動のほか、2005年より行っている「幼児車内放置ゼロ」巡回活動、2016年からは「救急ヘリ病院ネットワーク」(ドクターヘリの支援)を継続して実施している。

当日は、この日開催された回胴遊商の理事会に小川代表が臨席され、2018年度の活動報告と今後の活動方針について説明が行われた。

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