ZANN CORPORATION(近藤克彦代表取締役)のパチスロ市場参入第1弾となる「ガリンポ-30」が、去る7月2日、都内台東区の上野ターミナルホテルで発表された。
同社は、アメリカネバダ州ラスベガスに本社を置くカジノ関連企業。カジノ向けのスロットマシンの開発を行うほか、カジノクルーズの運営などを行っている。同社が今回、「ガリンポ-30」の企画・開発を担当(筺体は㈱EMA)。カジノマシンの開発で培ったノウハウを、パチスロ機に取り入れた。
機種名の“ガリンポ”はポルトガル語で金鉱、金脈を意味する。スペックはノーマルAタイプで、同タイプの他機種に比べ、ボーナスの合成確率が高いのが特徴。ビッグ確率は設定1でも1/263となっている。
同機は完全告知タイプだが、その際に表示される数字は“8”。日本の一般的な認識だとラッキーナンバーは“7”だが、世界的には“8”をラッキーナンバーとする地域が多い事から、本機のボーナス告知時の数字を“8”とした。カジノマシンを開発している同社ならではのアイディアだ。
発表会で同社の近藤克彦代表取締役は「弊社は海外を拠点にカジノマシンを開発している。パチスロという日本の文化、技術を世界へ広げること等を通じて、日本と世界の懸け橋になりたい。本機は売上重視ではなく、稼働重視で、娯楽の原点に帰った仕様となっている」と挨拶した。
画像 写真右から2番目が近藤克彦代表取締役