●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若57
はい全国津々浦々3,000万人のファンの皆様ごきげん麗しゅう!東北の銀玉貴公子CRAナカムラでございますっ!またもや仕事が忙しくなり過ぎて、ぱちんこ禁断症状で右手のぷるぷるが止まらない今日この頃ですが、つい先週「ぱちんこ内規改定」の一報が入りましたよね。「緩和」かどうか微妙なところもあるんですが、継続率65%上限の撤廃は明らかにゲーム性の幅を広げます。
いわゆる総量規制はそのままなので「一発の大きさ」に関しては変わらずでも、今のムリヤリ65%で爆発力を求めたスペックのアンバランスさは大きく改善されるでしょうし、言い方が解り難いかもしれませんが…同じ1/319でも「スペックの住み分け」が確立すると思うんですよ。海みたいな安定した出玉の王道スペックも良いですし、「CRF宇宙戦艦ヤマト-ONLY ONE-」(SANKYO)とか「CR 009 RE:CYBORG」(ニューギン)みたいな高継続で細かく刻むタイプが可能になってくるワケだ。看板機種のスペックダウンで命綱が切れかけてる某スウィッチオンなメーカーはまさに大歓喜な瞬間だろう。コンビニに並ぶポテチの種類なみに看板機種乱発でとっくの昔に自分で命綱をぶった切っているという噂もあるが、このチャンスに一発当てれば超簡単に復権してしまうのもこの業界の素晴らしいトコロ(皮肉)。
若干ハナシが脱線したのには目を瞑るとして、何にしろこの緩和でパチンコに元気が出るのは間違いないだろう。さらにさらに!役物系パチンコもゴトと奮闘しつつではありますが一定の支持を確立してシェアを伸ばしていますし、昔を知るオッサン世代としては規制緩和以上に嬉しい流れ!客が楽しめるかどうかは店次第な部分も多いんだが、やっぱり玉の動きに
(゚Д゚)あ…ぁぁ…おおおっふっ!
とドキドキバクバクするあの瞬間は何にも替え難い「ぱちんこの真髄」なんだ。
ただ、ボクらみたいなディープな人種はやはり極少数で、ココ数年のパチンコに慣れた人達には「千円で1個や2個役物に入るかどうか」みたいな機種は退屈でしょうがないんだよね。そこに天龍で風穴を開けたのが本人もびっくりのマルホンだったが、その勢いに乗って出撃したシャカリーナは……本当は言いたい事いっぱいあるけど、敢えて2つの難点を挙げよう。
「入賞口まわりのゲージ構成」と「玉がスタートに入賞してからの演出(セグデジタルの存在意義)」だ。ここでは書かないけど、メーカーから直接聞かれれば答えますよ、ええ。
さてさて、そんな中でもうすぐ登場の「P藤丸くん30min設定付」(藤商事)には個人的に超期待している!設定付き(しかも設定差大)ってのも面白そうだし、CR天龍以上の役物突入設計が吉と出るか凶と出るか。今はこのP藤丸くんと「P沼」(高尾)に期待が集中しすぎてウホウホ!
次週はこの2機種について見解を語らせてもらおうかな!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。