先般、パチスロ市場撤退が明らかとなった㈱アリストクラートテクノロジーズ(菅沼正典代表取締役)が、4月23日、同社ホームページ上で「弊社清算に関するお知らせ」を公表した。
それによると、市場撤退の理由を「業績低迷のなか、急激な開発費の高騰、回胴式遊技機に関するルール変更に伴う事業計画への課題な影響、先行きの不透明性、市場の縮小による見込み販売台数の低下を鑑み、遊技機事業の継続を図ることが困難であると判断」としている。
そのため、同社は平成27年末を目途に清算を進める予定。ただし同社子会社の㈱スパイキーは、同社清算後も体制を変更して製品サポートを継続することとした。
㈱アリストクラートテクノロジーズは、親会社のアリストクラートレジャーリミテッドが平成6年に同社の日本法人として設立。以降、中堅パチスロメーカーとして活動を続けてきた。代表機種は「巨人の星」「マッハGOGOGO」「哲也」シリーズなど。