新ジャンルパチンコ機の概要明らかに

パチンコ機のバリエーションを増やすため、近い将来、市場投入が始まる予定の「SUPER 小当り RUSH 機能搭載機」(確変中の小当りの積み重ねで出玉を増やす仕様)の概要が明らかとなった。

日遊協(庄司孝輝会長)は4月25日と26日の両日に渡り、千葉市の幕張メッセで開かられる「ニコニコ超会議2015」にブース出展。ブース内には日工組とメーカー13社により遊技機44台が展示され、その中で日工組が新ジャンルパチンコ機「SUPER小当りRUSH機能搭載機」を初披露した。

同機能搭載機の概要は下記の通り。期待獲得出玉の上限が小当たり含めて6,400個と、MAXタイプに比べ射幸性が低く、MAXタイプの市場シェア低減に期待が掛かる。ブース展示機含めて、既に数社の機種が保通協を適合しており、早ければ今年6月にもホール導入が始まる。

■「SUPER 小当り RUSH 機能搭載機」概要

①確率は1/330以上
現状のMAXタイプではない遊技機を提供して、それ以外のスペックを活性化させることが目的。旧1種タイプのみが対象機種。

②確変中の小当りによって出玉を獲得
確率変動中に小当り確率も上がり、それによって大当たり以外で出玉が増える。

③大当りと確率変動中の小当りを合わせた獲得出玉で6,400個以下
確率変動の大当りから通常確率へ戻るまでの獲得出玉は6,400個以下で設計。その間の小当り出玉も獲得出玉としてカウントする。

④確率変動中の小当りで得られる出玉数の上限は大当り1回の出玉以下
確率変動の大当りから次回の大当りの間までの1回~複数回の小当りで得られる出玉の上限は、合計出玉数が大当り1回の出玉以下。

⑤実施日
平成27年6月1日より運用開始(開店)

この件に関し日工組は「今までなかった“小当り”による遊技性をお客様に楽しんでいただくことはもちろんのこと、多くのファンの皆様が安心して楽しんでいただける機種を提供してまいりますのでご期待ください」とコメントした。

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