自工会(木原茂成理事長)は5月23日、都内港区の第一ホテル東京で平成29年度総会を開催。古宮重雄氏の理事長退任に伴い、木原茂成氏(大都販売㈱)の理事長選任を報告した。
委任状出席含め会員37社全てが出席した本総会。平成29年度事業経過報告承認の件など、全5号議案を審議し、全てを可決した。
事業経過報告によると、貯玉関連の事業では、貯玉補償制度の加盟数が今年3月末で6,545店舗となり、平成20年9月末に比べて4,481店舗増加。また貯玉システムを使用しているホールのうち、同制度の加盟率が昨年12月末時点で80%を超えた。これに関連して、平成26年4月から開始した1円貸しの貯玉を4円貸しでも利用できる「乗り入れ機能」の導入状況は昨年末時点で、貯玉システム導入店の3割を超えるまで拡大している。
新理事長の木原氏は「難しい時期だが、苦しい中でも頑張って自工会を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。このほか、秋田光勇氏(㈱エース電研)が副理事長として、松波明宏氏(㈱マースエンジニアリング)が理事として、新たに選任を受けている。
木原茂成理事長