余暇進、岡山県遊協との合同研修会を開催

余暇進(笠井聰夫代表理事・会長)は2月20日、岡山市内において第168回理事会ならびに平成30年2月度部会を開催した。

部会は第一部として同協議会会員である㈱システム エイ・ブイ本社にて社内見学会を実施。第二部では、さん太ホールに会場を移し、岡山県遊協との合同研修会として行政講話と防犯カメラに関する講演を受けた。

行政講話では、岡山県警察本部生活安全企画課の橋野正明防犯抑止対策室長が、昨年9月20日に岡山県遊技業防犯協力会と岡山県警との間で締結された「犯罪の起きにくい社会づくりの推進に関する協定」について講話。

橋野室長は「協定締結については昨春に岡山県遊技業防犯協力会の千原会長から、遊技業界として地域の安心安全のために何かしらの貢献活動をしたい、とのお話をいただき、話し合いを進めた結果、犯罪の起こりづらい社会づくりに関する協定を結ぶことになった。内容としては防犯カメラの設置による犯罪抑止、店舗内外での安心安全活動などをはじめ、究極的には地域の安心安全ステーションになって欲しいとの想いが込められている」と述べ、同協力会と組合員であるパチンコホールが積極的に防犯活動を推進する事へ期待を寄せた。

続いて、㈱システム エイ・ブイが「防犯カメラの新たな活用について」をテーマに講演。AI(人口知能)やドローンといった最新技術を搭載した防犯カメラを今後、どのようにホール営業に活用していくかなどについて説明された。

講演の冒頭、挨拶に立った井関勇喜代表取締役は「当社の集中監視システムはホールで顔や服装、年齢といった情報をインプットすれば該当者をポップアップできるといった機能が特長で、家族申告による依存対策において、本人の顔写真がその場に無くても、特徴を教えてもらうことで、該当する来場者を絞り込むことができ、何時頃来店したのかもわかる。ほかにも広域犯罪の容疑者の情報をもとに、来店した場合アラートするといった利用法もある」と、監視・防犯だけでなく依存症対策にも有益であるとの考えを示した。

㈱システム エイ・ブイの井関勇喜代表取締役

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