サミー㈱(里見治紀代表取締役)は11月1日、都内港区のベルサール六本木で記者会見を開き、「SAMMY SOCCER PROJECT」をスタートすると発表した。
同プロジェクトはサッカーを通じて、子ども達に夢と感動を届ける新しいプロジェクト。10歳以下(小学生低学年から中学年まで)の子ども達を主な対象に、サッカーのスキル向上だけではなく、ココロの成長の一翼を担うことまでを目標に掲げる。特徴は、子どもやコーチ、保護者に「環境の提供」と「エンタテインメント機会の提供」を行っていくことだ。
「環境の提供」とは、“ココロを動かすサッカー”を伝えてくれるコーチとの出会いや、同じ目的で参加する仲間との出会い、また、コーチや保護者へもマネジメントやメンタリティを学べる機会を提供していくこと。
「エンタテインメント機会の提供」とは、スポーツ本来の楽しさや喜びを体感できるフィールドを、WEBやイベントにおいて、子ども達が、より自分を表現でき、注目を浴びられる場を用意することだ。
プロジェクトのオフィシャルアンバサダーには、2016年よりオランダのSCヘーレンフェーンでプレーし、同年には日本代表デビューも果たした小林祐希選手が就任。このほか、モデルでJリーグ名誉女子マネージャーの足立梨花さんが同プロジェクトのオフィシャルサポーターに、元Jリーグ浦和レッズの中心選手として日本代表でも活躍した鈴木啓太さんが同プロジェクトのフィールドプログラムクリニックコーチに就任した。
今後、同プロジェクトでは、リアルな環境の提供だけではなく、専用WEBサイトを中心に、オフ・ザ・ピッチでも学べる環境を提供する。来春には、「フィールドプログラム(仮称)」と題して、鈴木啓太コーチのもと、クリニック形式で学べる場と試合形式で実践できる場、コーチや保護者のためのマネジメントプログラムなどを体験できる場を関東近郊で用意する予定だ。他にも、小林祐希選手にも実際に会える「サッカーエンタテインメントイベント」を予定している。
記者会見では冒頭、同プロジェクトを主催するサミー㈱の里見治紀代表取締役CEOが挨拶。同プロジェクトを立ち上げた趣旨について「将来、サッカー選手になりというという夢を持つ子ども達が多くいる。感動体験という共通のビジョンを持つ仲間で今回のプロジェクトを立ち上げた。サミーはパチンコ、パチスロファンを少しでも増やそうと色んなイベントを仕掛けている。今回のプロジェクトを通じ、すぐにサミーファンになってもらおうというのではなく、長い目で見て、将来的にファンを増やしていければという想いでやらせて頂きたい」と語った。
またオフィシャルアンバサダーの小林選手は、ビデオ映像を通じて「いつか、世界中に感動を与えられるよう頑張りましょう」と、同プロジェクトの主役となる子ども達へメッセージを贈った。