広島県遊協(延川章喜理事長)は10月20日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島において健全営業推進研修会及び安心パチンコ・パチスロアドバイザーDVD講習会を開催。経営者、管理者・店長等429名が参加した。
冒頭、延川章喜理事長が登壇し「ファンの減少等や昨年末の撤去・回収問題、来年2月に施行される規則改正により、業界は生き残りをかけると言わざるを得ないほど厳しい状況を迎えている。今こそ業界が一致団結し、総力を挙げて迫りくる諸問題に適切に対応し、一つ一つ着実に解決して行く努力をして行かなければならない」と挨拶。さらに同組合の独自開催となった安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会について「各店舗が1日も早く複数のアドバイザー体制を構築して頂きたい」と呼びかけた。
研修会には、広島県警察本部生活安全部生活安全総務課の細川義知管理官兼許可等事務担当室長と同課の佐々木俊之課長補佐が臨席。細川氏は同組合の「減らそう犯罪県民総ぐるみ運動」への支援活動に対し謝意を述べた後、規則改正に伴う認定書類提出期間への協力について「今後、申請に伴う事務処理が順調に行くのではないかと期待している。規則改正は、のめり込み防止の大きな対策の一つで、皆様の協力なくしてはなし得ない」と話した。
佐々木氏は無承認変更事犯について「検定、認定制度を蔑ろにする重大な違法行為。厳格に法を守り、適法な営業になるよう遊技機の管理方法の見直しや従業員の皆様への教育を徹底して頂きたい」と要請。また、置引き及び車内放置事案防止対策としてホール従業員による巡回と声掛けなどの取り組み強化を求めた。
続いて安心パチンコ・パチスロアドバイザーDVD講習会が行われ、408名が約2時間にわたり講習会を受講。これにより同組合における受講者累計は240店舗、548名となった。