流通システムの更なる適正化を/東京商業流通組合

東京都内のホールへ金賞品を卸す商社で組織する東京商業流通組合(堀井努理事長)は1025日、都内豊島区のホテルメトロポリタンで第28回通常総会を開催した。

総会は組合員総数124名中89名が出席(委任状含む)。第1号議案の平成28年度事業報告から第4号議案の平成29年度予算並びに経費の賦課及び徴収方法の決定まで、すべての議案が可決承認された。今後の事業計画については、流通システムの適正化をさらに進め、組合事業費の軽減化を図ることを確認した。

当日は総会に先立ち、警視庁生活安全部保安課風俗営業係の酒井文博係長が講話を行った。同係長は暴力団排除と犯罪抑止の取り組みについて要請し、「本年に入り、TUCショップを狙った犯行が2件発生している。何れも犯人は検挙され現金は奪われていないが、王子警察署管内のTUCショップでは従業員が犯人にナイフで刺され負傷している。皆さんにおかれては、ショップ経営者とショップの設備を点検確認して頂き、防犯カメラの増設など被害防止に万全を期して頂きたい」と語った。

堀井努理事長

警視庁生活安全部保安課風俗営業係の酒井文博係長

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