大阪府遊協(平川容志理事長)は6月23日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、平成28年度通常総代会をはじめ同連合会、同防犯協力会及び善意の箱事業会の定時総会を開催した。
総会には、大阪府警察本部生活安全部から池田宏部長、廣瀬敬治郎保安課長らが臨席。祝辞を述べた池田部長は、大阪府下の犯罪情勢について報告したほか、ぱちんこ営業の健全化について、各ホールでののめり込み対策、ホール駐車場における児童の車内放置の防止対策の実施を求めた。
続いて登壇した平川容志理事長は、行政からの指導に対し「組合員が一丸となって取り組み、ご期待に沿えるよう努力していく」と述べるとともに、児童の車内放置の防止対策について「ぱちんこ営業者が決して発生させてはならない事故」だとして、①子ども連れでの入場のお断り表示の徹底、②店舗責任者への啓蒙と意識づけ、③定期的な駐車場巡回及びアナウンスの徹底などの指示、を今一度行うよう呼びかけた。
議事では、平成28年度事業報告、収支決算報告、監査報告、平成29年度事業計画、収支予算、組合定款及び規約の一部変更、任期満了に伴う役員改選が上程され、いずれも原案通り承認可決。役員改選では平川理事長が再選を果たした。
総会終了後には、善意の箱事業功労者に対する大阪府知事・大阪市長の感謝状及び大阪府遊協理事長の表彰状授与式が執り行われた。