京都府遊協、白川理事長が再選

京都府遊協(白川鐘一理事長)は5月29日、京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都にて第53期通常総会を開催した。

白川鐘一理事長は冒頭の挨拶で「政府より公表されたギャンブル等依存症対策の強化に関する論点整理に『出玉規制の基準等の見直し』や『出玉情報等を容易に監視できる遊技機の開発・導入』といったパチンコ遊技そのものに関する規制の見直しが行われることが明記された。これは射幸性に頼らず、お客様に低コストで安全に安心して遊んで頂ける大衆娯楽という原点に回帰することが求められているということであり、業界として意思統一を図り、対応していかなければならない」との考えを示し、組合運営への一層の理解と協力を呼び掛けた。

総会は組合員総数74名中、計44名が出席により成立。議案審議では、平成28年度の事業報告・決算関係承認、平成29年度の運営方針・事業計画(案)承認、収支予算(案)承認など6議案が上程され、いずれも原案通り承認可決された。また、任期満了に伴う役員改選では白川理事長を再任。白川理事長はこれで7期目となる。

来賓祝辞では、京都府警察本部生活安全部の坂手貴部長らが登壇。坂手部長は「パチンコへの依存問題はパチンコ遊技の負の側面であるが、目を背けることなく問題解決に積極的に取り組むべきだと考える。今こそ遵法精神のもと組合が一丸となって、府民に憩いと安らぎを与えることができる真の大衆娯楽として前進して頂きたい」と述べた。

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