役員改選で古川理事長が再選/滋賀県遊協

滋賀県遊協(古川照雄理事長)は5月25日、大津市内の琵琶湖ホテルにて、第55期通常総会、滋賀県遊技業防犯協力会・第52期定時総会及び滋賀県遊技業交通安全協力会・第34期定時総会を開催した。

新規加入店舗の紹介のあと、挨拶に立った古川照雄理事長は、組合加入率100%を目指して、昨年は組合加入への介入、適正な賞品提供、遊技機に関する諸問題、積極的な社会貢献活動等に取り組んできたとしたうえで「組合員の皆さん、関係者と心ひとつにして遊技人口の回復、ホール経営の安定化はもとより、知恵を出し合って更なる業界の発展に寄与したいと気を引き締めているところ。執行部においても依存問題の対策推進をはじめ、地域に対する社会貢献活動やゴト対策情報の共有化を図るなど事業を積極的に推進していく」と述べ、組合運営により一層の協力を要請した。

次いで来賓の滋賀県警察本部生活安全部・福永正行部長が挨拶に立ち「パチンコ・パチスロ関係に対する依存症対策については、出玉規制の基準等の見直し、出玉情報等を容易に監視できる遊技機の開発・導入、営業所の管理者の業務として依存症対策の義務付けなどの論点整理が行われ、今後、パチンコ産業における状況は大きく様変わりするとともにこの業界に対する国民の視線は、これまで以上に厳しくなっていくものと思われる。パチンコ依存の相談機関であるリカバリーサポート・ネットワークの活動主旨をよく理解していただき、営業者並びに営業所の管理者をはじめ貴組合においては、業界を取り巻く厳しい現状に危機意識を強く持ち、引き続き健全化営業に向け、業界が抱える各種問題を解消できるよう早急に有効な対策並びに取り組みを実行していただきたい」と語った。

総会は、組合員総数53名中、45名の出席により成立。平成28年度の事業報告、収支決算、平成29年度事業計画、収支予算など上程された6議案すべて滞りなく承認された。また任期満了に伴う役員選出では、理事長に古川照雄氏が再選。青年部会の山下成明氏が新理事に推薦された。

総会終了後、社会貢献活動の一環として、滋賀県遊協と一般財団法人 滋賀県民間福祉振興財団による福祉施設に福祉活用車両の贈呈の寄贈式を開催。特定非営利活動法人 子育てサポート おうみはちまんすくすく、特定非営利活動法人 滋賀自閉症研究会 たんぽぽ さくら工房、特定非営利活動法人 滋賀県社会就労事業振興センターの3団体に福祉活用車両を計3台贈呈。さらに滋賀県遊協から地域社会の発展に寄与するため、14団体に浄財を寄贈したほか、今年4月14日に開催した滋賀県遊協主催のチャリティゴルフ大会で集まった寄付金15万6千円を滋賀県社会福祉協議会に寄贈した。

 

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