第3回取扱主任者リーダー講習会を開催――関西遊商

関西遊商(和久田守彦理事長)は9月25日、大阪市浪速区のホテルモントレグラスミア大阪にて第3回取扱主任者リーダー講習会を開催。組合加盟の取扱主任者91名が参加した。

取扱主任者リーダー講習会は同組合が今年スタートさせた取り組みで、それぞれの企業の取扱主任者の中からリーダー的役割を担う人材に正しいスキルと知識を習得させ、企業全体のスキルアップを図る事が目的。

講習会では、まず㈱佐藤満国際経営・農業研究所の佐藤満氏が「良いリーダーの条件」と題した講演を行った。ホンダカーズタイランドや日本ゼネラルモーターズの社長職を歴任してきた佐藤氏は、これまでの経験で学んだ独自のリーダーシップ論を展開。「優秀なリーダーは三現主義に則った動きをする。現場へ行って、現物を見て、現実を直視するということ。例えば、儲かっている店があったらすぐに見に行く。すぐに行動するということがリーダーに求められる姿。リーダーが腕を組んで踏ん反り返っていてはダメ」といった持論を語った。その後、㈲エースソリューションの丸吉理氏が最新の不正情報及び点検確認方法について解説した。

講師よる講習後、参加者はそれぞれのグループに分かれて意見交換を行った。また、前回の講習会で実施した実機試験において技能が高いと認められた選抜リーダーが、実機を使ってロールプレイング形式の点検確認を実演した。

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