同友会(東野昌一代表理事)は2月15日、都内台東区オーラムにて平成29年2月度定時理事会を開催。
賛助会員を含む158名が出席する中で開かれた理事会の議事は、新基準機に該当しない高射幸性遊技機(回胴式遊技機)設置状況の推移、回胴式遊技機の役比モニタ、パチンコ・パチスロ産業21世紀会での声明についての3点。また各委員会からは、2月9日に視察した浜岡原子力発電所でのレポート報告、JT(日本たばこ産業株式会社)訪問時のレポートを元にしたホール・遊技客へ啓蒙活動を進めるための事前準備アンケートの実施予告、助成制度を活用した禁煙・分煙体制の推進事例の紹介、M&Aの事例などを報告。会員間で情報共有を図った。
理事会では主に、業界の課題として挙げられている依存症対策についての情報交換に割り当てられたとし、会見に出席した東野代表理事は「各団体の温度差もあるので同友会としてどうこうしようというのではなく、今後を予測しそれに対応するための準備が必要」と言及し、すぐに取り組める対策として依存対策啓発ステッカーの再徹底などを挙げた。