保通協は3月1日、平成31年2月中に実施したパチンコ・パチスロの型式試験等の実施状況を発表。パチスロの適合率が16.3%と2ヶ月連続で10%台となったことが分かった。
パチスロ6号機の適合状況は2月も低調に推移した。業界関係者の話などから増加が見込まれていた適合数は、結果書交付92型式のうち15型式に留まった。1月(適合9型式)に比べ増加となったものの、状況が好転するような数値には及ばず、適合率も16.3%と1月(12.9%)に続いて10%台という低い水準で推移した。
さらに2月はパチンコの適合状況の悪化傾向が顕著に現れた。適合数は、結果書交付88型式のうち25型式(前月比-11型式)、適合率は28.4%(前月値46.8%)と過去12カ月で最低値となった。
保通協に持ち込まれた型式数を示す受理件数は、パチンコが73件(前月比+3件)、パチスロが78件(同+3件)。パチンコ、パチスロともに高い水準で推移しており、適合状況の早急な改善が待たれるところだ。