業界のさらなる健全化を推進/大阪府遊協

大阪府遊協(平川容志理事長)は6月23日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、平成27年度通常総代会をはじめ同連合会、同防犯協力会及び善意の箱事業会の定時総会を開催した。

総会には、大阪府警察本部生活安全部から池田宏部長、廣瀬敬治郎保安課長、宮本利男保安課長補佐が臨席。池田部長は、伊勢志摩サミットを無事終えることができたと報告し、同組合の入替自粛をはじめとした警察業務への理解と協力に対し感謝の言葉を述べた。また、ぱちんこ営業については「ぱちんこ産業はレジャー産業全体の約30%の市場規模を占める大きな産業。社会に及ぼす影響は大きく、営業者である皆さまにはその大きな市場規模に見合う高い見識、コンプライアンスが常に求められる」とし、従業員一人一人まで行き届いたコンプライアンスの徹底並びに健全化に向けた取り組みを求めた。

続いて登壇した平川容志理事長は、行政からの指導に対し「真摯に取り組み、ご期待に沿えるよう努力していく」と述べるとともに、ファンが安心して快適に遊技出来る環境を整備し、身近で手軽な大衆娯楽としての地位を取り戻すためにも「遊技業に関わる者すべてが娯楽産業であるという原点に立ち返り、積極的に業界の健全化を推進しなければならない」との考えを示し、健全化のさらなる推進を呼び掛けた。

総会は、組合員総数115名中、委任状を含めて110名の出席により成立。議事では、平成27年度事業報告、収支決算報告、監査報告、平成28年度事業計画、収支予算、組合定款の一部変更、役員(理事)の補充選任が上程され、いずれも原案通り承認可決された。

議事終了後に催された善意の箱事業功労者に対する大阪府知事・大阪市長の感謝状及び大遊協理事長の表彰状授与式では、大阪府知事から50ホール、大阪市長から34ホールが感謝状を受領。また、善意の箱事業成績優秀支部(10支部)、防犯・地域活動に貢献した支部(9支部)、犯罪検挙等に功績のあったホール(4ホール)それぞれに対し、平川理事長より表彰状が贈られた。

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