1店舗の平均台数、400台超え/警察庁発表

警察庁は3月22日、風俗関係事犯の取締り状況や風俗営業等の営業所数の推移を示す統計資料「平成27年中における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。同資料によると昨年12月末時点での全国のパチンコホール数(パチスロ専門店含む)は1万1,310店舗(前年比317店舗減)、遊技機の総設置台数は 457万5,545台(同比2万2,274台減)となった。

パチンコホール軒数は前年から317店舗の減少。前年の減少幅を上回った。その内、パチスロ専門店は前年比26店舗減の991店舗と、平成24年以来、3年振りに1,000店舗を割り込んだ。

遊技機設置台数は前年から2万2,274台の減少。遊技機別では、パチンコ機が前年比4万8,264台減の290万6,021台、パチスロ機は同比2万5,990台増の166万9,280台、スマートボール等は増減無しの244台。パチスロ機は引き続き増加となったが、増加幅は年々小さくなっている。

遊技機設置台数別の営業所数では、100台以下の店舗は31店舗減の262店舗、101~300台の店舗は201店舗減の4,154店舗、301~500台の店舗は 136店舗減の4,082店舗、501~1,000台の店舗は16店舗増の2,534店舗、1,001台以上の店舗は35店舗増の278店舗となった。 500台以下の店舗は減少、501台以上の店舗は増加という前年の傾向が昨年も続いた。また、1店舗当たりの遊技機台数は404.6台と、遂に400台を超えた。

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