労働環境の改善に向け実態調査を/回胴遊商

回胴遊商の関東・甲信越支部(成田茂支部長)は1月18日、都内文京区の東京ドームホテルで新年研修会を開催した。

研修会では、同組合各委員より活動状況が報告されたほか、講演会が催された。講演会の講師は㈱新井経営会計の新井庸義代表取締役(税理士)で、「これから本番!マイナンバー徹底対応“実務編”」と題し、マイナンバー制度の概要や、企業経営におけるマイナンバー制度への対応方法等の解説が行われた。

また回胴遊商の伊豆正則理事長は、冒頭の挨拶で今後、同組合が取り組むことの1つに販売業者の労働環境の改善を掲げた。その中で同氏は「今後、パチンコの設置や部品交換が増えてくるが、回胴遊商としてはパチンコ業界の主に夜間作業における実態を調査したい。夜間の労働環境が非常に劣悪になっていると聞く。日曜日の機械納品を全国一斉にやっているなか、中古機の問題にも対応しなければならず、労働環境が悪化している。この問題は改善しなければならないと、警察庁にも言っている。皆さんにお願いする労働環境の実態調査については、皆さんの本当の声を、正確にあげて頂きたい。これをきちんとまとめ、行政、ホール、メーカーに要望していきたい」と、労働環境の実態を正しく把握した上で、改善に向けて要望していくと話した。

1写真説明:回胴遊商の伊豆正則理事長

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