セガサミーホールディングス㈱(里見治代表取締役)は11月2日、平成28年3月期第2四半期(累計)の連結業績を発表した。
当第2四半期の売上高は1,543億200万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は57億4,400万円(同110.3%増)、経常利益は58億6,700万円(同123.8%増)、純利益は9億6,400万円(前年同期は純損失28億500万円)と、減収増益となった。
遊技機事業では、期中でパチスロ2タイトル、パチンコ6タイトルを発売。合計の販売台数は、パチスロが70,260台(「パチスロ北斗の拳 強敵」6.9万台など)、パチンコが79,604台(「パチンコCR神獣王2」3.3万台、「パチンコCRあしたのジョー」1.6万台など)、合計で14万9,864台となった。販売台数は、昨年同期比比べると約2.6万台の減少となったが、収益性の高いタイトルのリリースが多かったことから、遊技機事業単体で見ても22.1%の営業利益増を実現した。
通期の業績予測は、遊技機の各種規制に伴い、今後同社が発売を予定する遊技機も低調に推移することが予測されるものの、業績予測の数値は、これまでと比べて修正はない。売上高4,200億円、営業利益及び経常利益250億円、純利益190億円を見込んでいる。