公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会(髙島洋理事長)は10月21日、同財団が奨学金を給付する留学生を対象とした社会見学会を行った。当日は、府下23大学から中国、ベトナム、インドネシア等8つの国と地域の留学生61名が参加した。
これは、留学生が日本の歴史・文化や最新技術に触れることで、日本での留学生活をより充実したものにするとともに、留学生同士の交流を図る事を目的に、毎年開催しているもの。今回は、大阪府池田市のインスタントラーメン発明記念館と京都府宇治市の宇治平等院の2カ所を訪れた。その内、インスタントラーメン発明記念館では、留学生たちは思い思いのデザインをしたオリジナルのカップラーメンを作った。
同財団では、海外からの留学生に奨学金の給付を行うほか、文化活動や親睦会、一時滞在の在阪外国人および留学生のための『困り事相談所』を開設し、日常生活のアドバイスを行っている。当日も道中、留学生の防犯意識を高める啓発活動を行った。